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五剣山(ごけんざん) <標高375m> 2011/09/16

香川県高松市の山です。5峰の山様から五剣山と呼ばれるようになったそうです。5峰のうちの1つは1707年(宝永4年)の宝永地震で崩落したそうです。山が一つ潰れる地震って震度どれだけやねんっ!(@_@;)
最高標高は375mですが、崩壊等で登山できなくなり三角点も、山頂標識も366m地点にあります。
地元では八栗寺の裏山ということもあり八栗山(やくりさん)とも呼ばれています
全体が岩でできている岩山という感じと切り立った岩場は崩壊も進み大変危険で、軽い気持ちで入ってはいけない山のような気がします
そんな。危険な山へ雨男がチャレンジするとこうなりました。今回は同僚と2人でアタックだ!(^^)!


10:45

八栗寺へのケーブルカー 八栗登山口駅 無料駐車場に駐車しスタートです。
お遍路さんが観光バスで到着してはケーブルカーでどんどん上がっていくのを横目に
当然 歩いて登ります。 観光バスで八十八ケ所めぐりをしても、ご利益半分なのでは?というふうな会話を
しながら遍路道を楽しみます。
10:49

こんな感じの道が しばらく続きます。
10:51

道中、これから登る山が見えました。
あの岩山へこれから登るのかぁ(-.-)

正直 少し怖い。
10:51

振り返ると高松市がきれいに見えました。
10:56

しばらく登ると「イノシシ目撃地点」の標識がっ!
イノシシがいるらしいです。
山の上で出会ったら怪我じゃすまないなぁ(^_^;)
岩山には登ってこないだろうけど、、、
11:08

山の右側が一段低くなり平らになっていますが
これが崩壊した部分らしいです。

お気づきかも知れませんが、空は黒く曇り今にも雨が降りそうです。
見よっ!雨男の力をっ!
この危険極まりない山において、雨は天敵のはず。
それでも神は容赦なく、やすらぎさんにその両手に持てしジョウロで雨を注ぎ
試練を課すのである。
11:10

本堂到着。

本堂に向かって左側に「中将坊」と書かれてある社が
あります。日本5大天狗の一人が祀られているそうです。
そんなことは露知らず、なんか神社っぽいのがあるなぁ
という感じで通過。
中将坊の横にあるモノレールのレールをくぐると、
本格登山が始まります。


11:15

茂みの中にある、登山道をどんどん進んでいきますが、
蜘蛛の巣が沢山あり、たいへんです。
そこで、そこらへんで「ロトの剣(木の枝)」を装備し(拾い) その剣を振り回して
先を急ぎました。
11:25

第一ピークが
どーんっ!
とそびえています。
あんなとんがった岩山どこから登るんだ?
11:26

第一ピークに挑む直前に登場した、こんな場所には
似つかわしくないくらい大きい石塔蝋。
これは、運ぶの大変だっただろうなぁ。
何のためにこんなところにあるのだろうか?

個人的な推測 
海が近いので灯台の役目か?
ここからは神聖な場所なのでおいそれと近づくな
という意味で夜は火を灯したのか?

11:27

石塔蝋のとこからの景色。
曇ってなかったら最高だろうなぁ(^_^;)

若干の雨粒を感じながら、進む事にします。
11:27

今からここへアタックするのです。
(ロトの剣を持ったまま・・・)
怖いと思いませんか?
どっから登るんやねん(@_@;)
11:35

こんなうす暗い密林を「ロトの剣(木の棒)」を振り回しながら
数分間進むのです。

11:37

林を抜けると岩と岩の間に木がくねっている所へ
出ます。
やすらぎさんが持っているのは、蜘蛛の巣を払う、木のぼ、、
いや「ロトの剣」です。
11:41

岩の間の木の下をくぐると写真のような所に
出るのですが、そこは断崖絶壁で行き止まり
岩の間をくぐらずにその手前を曲がらないと上へは
行けないのです。
早くも道を間違えています(^_^;)

11:43

すぐに引き返すと鉄製のハシゴを発見っ!
急でこわいなぁ〜このはしごぉ〜なんてのんきな事を思っていましたが
まだまだ序の口である事を後で思い知らされるのです。
このはしご よく見ると 私と同郷の方の作のようです。
岡本鉄工さま おかげで安全に安全に登山できました ありがとうございました。


11:46

ハシゴを登りきると今度はロープを登る事に
さらにそこからまたハシゴ。
ここはもう、落ちたら怪我じゃすまないような感じの所です。


11:52

第一ピーク到着。

なかなか怖い思いをして登りましたが、まだまだ序の口でした。
11:52

第一ピークからの景色
隣の屋島がきれいに見え高松市内も晴れていれば最高だろうと
思いを馳せながら写真をパチリ(^_^;)
11:55

第二ピークまでは、比較的安全。
細尾根を進むだけです。
落ち葉のふかふかした感触を感じながら進みました。



11:58

第二ピーク到着。
一応山頂。実際には もっと高い点がありますが、登れないため ここが山頂と仮になってるようです。
立派な祠があり、猿田彦大神が祀られていました。猿田彦大神は、道の神でもあり 天狗の神とも言われています。


12:02

第二ピークから第三ピークへ向かいます。
道中はまずまずですが、鞍部が見えてきたら震えあがりました。


12:03

なんじゃこりゃぁあ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
岩と岩に鉄橋が架かっている。落下防止の網のようなものもあるが、役に立ちそうにない。
なんだか崩れそうでなんとも怖い
12:04

怖いよー 怖いよーって言いながらも
ロトの剣を装備したやすらぎさんは最強で、
鉄橋をなんとか渡りきった。
鉄橋を渡りきったが、ロープを握る手が汗びっしょりだ。たぶん。
雨で濡れているのか汗なのかは分からない。


12:11

鉄橋を越え 第三ピークをなんなくクリア
第三から第四へ行くために岩の斜面を下りる。
その後細尾根を進みます。
めちゃくちゃ細い尾根なのに、それ以上に怖い所が盛りだくさんのため細尾根はリラックスできるポイントだっ!


12:16

第四ピーク到着。

一息入れました。第四ピークから第五ピークを見ると
300年前に崩落したためかかなり低い位置にある。
その高低差がまた恐怖なのである。
12:20

志度湾

第四ピークを少し下った所付近から撮影



12:22

第五ピークへ行くために長いハシゴを
下りて行きます。
12:30

ハシゴを下りると目の前に第五ピークが見えます。
次のハシゴが見えて恐怖します。



12:31

真上から見た鎖場

ここは鎖では下りられない。
隣に長〜いハシゴがあり、それを下ります。


12:43

第四ピークから第五ピークの鞍部を進み
第四ピークからも見えていたハシゴのたもとに到着。
雨風が強く上部は怖い。


12:48

第五ピーク到着。

全ての峰を制覇したので ポーズをとって記念撮影。
第五ピークから見ると 八栗寺も小さく見える。
12:52

第五ピークの上に咲いていた花です。
これは、ここまで来た者でないと見えません
12:59

後はここから 下りるだけ。

密林の中を雨に降られながら下りていきます。
13:21

そして 最後に出たのがコレ

なんじゃそりゃ。
14:06

下山後
うどんで有名な{山田家}で おいしいうどんをいただく。

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