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雲附山(くもつきやま) <標高240m> 2012/05/13 
やすらぎさんの実家の近所にある里山だ。20年間下から眺めていたが、一度も登った事は無い。
実家に帰った時に、時間が出来たので、軽装備で登ってみました。 2000m級の山を登ってきたやすらぎさんにとって、スカイツリーの半分も無い山は、歯ごたえのない山であるはずだったのですが、、、、(^_^;)
13:27

実家で昼食を食べ、時間が出来たのでちょっとそこまで という軽い気持ちで出発です。

下から見ても、低い 簡単な山です。
 13:31

登山道も全く知らないが、子供の頃の記憶と勘を便りに
適当に進みます(^_^;)

この「間川三十二勝」は「まかわさんじゅうにしょう」と読む


 13:37

間川三十二勝の入口に到着。
ここは、江戸後期のお坊さんの竹林上人(ちくりんしょうにん)が
仏の三十二相にちなんで命名した景勝地です。
大きな岩や小川や竹林が点在しています。

大昔の頃よりより整備されている感じを受けました。
昔は山奥に小さなお堂があり、そこらへんに岩や竹があるだけで
多少 不気味なイメージもあったんだけどなぁ(^_^;)
当然、こんな看板も無かった。
13:38

そそくさとどんどん 進みますが
勘だけで 来たので 登山口は分からない(^_^;)
とりあえず、上へ上へ進んでみる。

昔は、高速道路などなかったので、こんな所は無かったが
今は、こんな立派な感じになっている。



13:39

間川三十二勝の名所がいっぱいある。
三十二あるらしいが それを全て回るほどココロに余裕が無い。(^_^;)
何せ 登山口探さなければ。
13:41

うーん 登山口ないなぁ(-.-)

まぁ もっと上行ってみよう。
山だから、上行けば どうにかなるだろう(テキトウ)


13:44

上に行くと、竹林上人にちなんでか、竹林が広がっている。
見事なものだ。竹の葉が風で「サー」と音を出しているのが ココロにYASURAGIを与えてくれます。
 13:47

竹林を過ぎると、道が少し狭くなり
周りもうっそうとした感じになる。
今だに登山口がわからないが、道が上に行っているので
どんどん進む(^_^;)
 13:48

むっ(@_@。

標識 発見。
比較的 新しい(5年以内のモノと思われる)

適当に 勘で来た割には 素晴らしい結果だ。

それにしても、峠の名前が白羽峠という名前とは知らなかった。
地元の山の名前は案外知らないものである。
 13:48

この標識の所を 雲附山方面へ進む。

どうやら、登山口らしいものは無く、ずーっと道があるようだ。
しいて言えば、間川三十二勝が登山口だ。

ここまでは、平坦で汗もかかない。
13:50

前の写真から2分しか たっていないが、
ひーひー言って 汗が噴き出る。
急こう配で、疲労がいきなり溜まる。
しかし、もっとひどい急こう配は経験済みのやすらぎさんにとって
こんな坂道は余裕のはずだが、、、(T_T)
足元が 登山靴じゃないからか?

登山道には、所々 大き石(岩)がある。

13:50

登山道は、ぐっとそれっぽいものになる。
名峰「剣山」より よっぽどダートだ。(^_^;)
13:54

5分ほど 登ると峰堂峠との分岐点に出る。
分かれ道ごとに標識があり、道に迷う事は無い。

こういう標識を立てる方には頭が下がります m(__)m
13:58

さらに登山道を登り続けると 石槌神社との分岐点。

 13:59

石造りの鳥居と祠が見えてきました。

こんな山奥にひっそりとたたずんでいるんですね。
やすらぎさんが、掛算もできないような頃にすでにあったんでしょうね
14:00

山頂到着。

意外と広い。
南の樹が無く 見晴らしが良いが、北側は展望なしだ。
14:00

山頂からの南側の展望


14:06

帰りは、石槌神社経由で帰る事に。
ここは、小学生の時に来た事がある。
大きな天狗の面は、小学生のやすらぎさんにとって結構怖かった。
この神社の前には、大きな相撲の土俵があったのを覚えている。
当時から、ボロボロだった記憶がある。むしろ今の方が立派に思える。(^_^;)


14:07

石槌神社からの展望は、非常に良い。
とくに北側は、最高だ。
正面 左の山は、昨年登った五剣山!非常に怖かった山だ。
正面は、志度湾 その先のうっすらと見えているのは、小豆島だ。


石槌神社から見る 五剣山
切り立った岩山は、登るものを拒む様相だ。
実際登ってみて怖かった。(T_T)


14:28

石槌神社から 北側への道を下っていく。

あれ、意外と長い間この場所にいたのねと思う人もいるかもしれない。

実は、この神社で 年配者に出会った。
こんにちわー といつものように挨拶。
開口一番「ほっほうぅ〜」(やすらぎさんは、少しギョッとしました(^_^;))
下りの道は、石槌神社の北側から降りられますか?と質問をしてみました。
その返答が「いろいろな道を経験すればいい、その結果こんな道があるんだ。こういう行き方はだめだとか 本当の自分の知識になる」
ということだ。まさしくそうだ。多少、哲学的な返答で ずばりの答えは聞けなかったが、面白い方だ。
色々話をしていると、この方は84歳だという。88歳でも登山をする元気な体でいる事が目標だそうだ。
そのためにも、日頃から沢山の事に気を配らなければいけないという。
食事もそうだし、運動もそうだ、。何より一番重要なのはコミュニケーションだという。
人の話を聞き、受け止める事がじゅうようだと言います。
お医者さんとの日頃のコミュニケーションで、早期発見の病気を治し、この年でも元気なんだそうです。
すばらしい言葉が聞けて来たかいがあったというものだ。
それにしても、こんな山奥の神社になんでいたのだろう?仙人か?と思っちゃいました


14:28

その年配者だ。しっかりとした歩みで 山を下っていく。
傘と杖を持っている。
100歳でも、山登りをしていてほしいものだ。できれば、またお会いしたい!(^^)!
 
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