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丸石(まるいし)<標高1683.8m> → 次郎笈(じろうぎゅう) <標高1929m>  2012/06/03

たまの日曜日の休日だ。当然のように「山へ行きませんか?」の電話をしてみると、6月3日は、クリーンハイクだという。「ああ、そうなんですか。」と軽い返事をしてしまう。「丸石まで行って、避難小屋の掃除をするらしいぞ」と返してくる。何っ!丸石とは、単独では、ちょっと遠いし アップダウンがキツク 行きも帰りも辛くて 途中でココロが折れちゃうかもって所じゃないかっ!(@_@;)
「それ、面白そうですね行けたら掃除しに行きます。」とあまり感情を出さずに返答しましたが、丸石行きに、決定!

 前述のとおり、この日は「第38回剣山クリーンハイク」だ。これは、徳島県勤労者山岳連盟が主催し、行っているものだ。登山道及びその周辺の掃除を目的として、山へ登ろうというものです。基本単独のやすらぎさん、団体行動はしばらくぶりだ!ぜひ参加したい。しかし、飛び入りで参加できるのだろうか?一般の方を募ってはいるが、一般の方の参加ってホントにいるかどうか疑問だ!でも、まぁ「○○山の会」や「○○山岳会」など団体さんの中で一人一般参加っていうのも目立って良い感じだ(^_^;)
 一つ心配なのは、神レベルの雨男が参加すると、おそらく雨だろうなぁ。気の毒になぁという事である。
晴れ男が沢山いる事を期待する。・・・・・・・でもでもでもでも!そんなの関係ね<省略>(小島よしお風)(^_^;)


8:50

ここまでの、道中、大型バス4台ほどとすれ違ったり、乗用車も沢山 向かっていたりしたため、
これは、第一駐車場はいっぱいに違いないと思い、
剣山第二駐車場に駐車。受付開始時間より少し早いかなぁ と思いながらも、支度をして見の越駅へ出発

案の定、第一駐車場はいっぱいだが、2階駐車場には、空きがある。しかし、車を移動する気力は無い(^_^;)
まだ、関係者は来ていないようだ。
8:55

天候が 心配だ。
雨粒はそれほど感じないが 霧雨のような状態。
雨男の力を発揮している状態か!?



9:01

しばらくぼーっとしていると、関係者と思われる方がきて準備に取り掛かった。
元一の森ヒュッテ管理人内田さんも 垂れ幕の出来栄えをチェックしているようだ(右写真)。


9:07

さらにぼーっとしてると参加者(たぶん)が集まってきた。
中には、何度か山を共にした方の顔も見える。お前が来ると、いっつもこんな天気や!などと ジョークでいじられながら、適当に声をかけて、受付を済ませる。
タオルと軍手とガイドブックとゴミ袋をいただきました。
良いタオルをいただき満足しながら、準備万端整える。


9:20

挨拶を済ませて 出発だ。イギリス人の方も参加されていました。
このイギリス人の方が登りの途中で、ごみをちゃんと拾っていた姿を見逃しませんでした。
さすがだなぁ(^_^;)
 9:24

温度は、11度。
暑くなくちょうどよいが、湿度が高く汗はたくさんかくだろう。
 9:31

いつものリフト下トンネル。



9:32

2週間前来た時よりも、 葉が茂り、すがすがしい感じだ。
トンネルを抜けたところあたりで 休憩だ。先導の方が、全体の事を考えて、休憩を取る。
あまり、こんなに早くの休憩をとった事は無く、ああ団体行動してるなぁと感慨深げになる。
9:59

うーん
やっぱりガスってる。
雲海荘も見えん。でも、このあと珍しいモノを見る
 10:01

西島駅下の テント場にテントが張られている。
ここに、テントが張られているのは 初めて見た。

この日、山岳部の高校総体が、行われており、その課題の一つでは!?という事でした。
10:04

西島駅で シカよけのネット張りのチームとすれ違い。
ネット張りチームはリフトで重い材料を担いできたようだ。
10:04

これから、ネット張りに向かう内田さん
あの黄色いレインコートは、Mont−Bellのストームクルーザーか!?
さすが、良いものを使ってらっしゃる。
 10:13

西島駅で、一時休憩したのち、トラバース道へ進むと、すでにネット張りチームはネットを張っている。

ネット張りとは、
シカが特に冬の間、食べるものが無くて樹の皮を食べるのだ。樹々は、皮と幹の間で水分を循環させているので、皮が無くなると 枯れるしか無くなるのだ。そこで、シカが皮を食べられないようにネットを巻くのである。


10:28

トラバース道をどんどん進みます。
ここまで来て、思ったのですが、登山道にはあまりゴミは落ちていない。


10:40

次郎笈と剣山の分岐点に近づいたが、ガスが濃い。


10:49
ガスが、濃く。それはそれで、ガスった感じを楽しんではいましたが、
先へ進むにつれて、ガスがどんどん引いていき、とうとう次郎笈の山頂まで見えた。
10:52

次郎笈直下のトラバース道との分岐点。
今日は、本当に登山客が多く、次郎笈にもどんどん登っていく。
やすらぎさん一行は、丸石へ行くため、トラバース道を進みます。
10:53

トラバース道が、真横に伸びているのが良くわかります。
11:00

水場に到着。

ここで小休止。
11:08

トラバース道を抜け、三嶺方面への尾根道に出る。
あとは、この尾根道の途中にある丸石へまっすぐ行くだけだ。



11:11

目指す、丸石が見えた。
尾根道を進むだけだが、下って登ってとアップダウンがきつそうだ。


11:17

ところどころ、ツツジが咲いており
目を楽しませてくれるが、この先の急登を考えると純粋に楽しめない(^_^;)


11:24

高校総体の パーティの列が、先を行っています。
相当な人数だ。


11:27

次郎笈と丸石の間のコルに到着。

このあたりから、急登となっていきます。
登って降りて登る というのが写真からもよくわかります。

11:34

笹の色が白っぽい。
葉先が枯れているような状態だが、
この時期にこういうのは、 良い状態ではなさそうに感じるのですが
素人には、わからない。(^_^;)
11:39

高校総体の一行に追いついてしまった。
どういうルールで競っているのかは知らないけど、ゆっくりとした無理をしないような歩みだ。


11:44

山頂到着

木の立派な、標識は積雪などで倒れてしまったのか?
せっかくなので、標識を握って記念撮影だ!(^^)!

やすらぎさんの腰にぶら下がっている、ビニール袋は ゴミを入れるための袋だ。


11:45

山頂から見た、次郎笈方面。
この尾根道をずーっと歩いてきたのだ。
うーん 今見ても アップダウンが大変だ。(^_^;)
誰かと、一緒に歩かないと、ココロが折れてしまいそう。


12:03

山頂で、しばらく休憩を取った後、丸石避難小屋を目指し、出発。
ここからの登山道は一変して、樹木に覆われた道となります。
所々、シカの食害に合った樹が見えます。
 12:11

良い感じの倒木。
頭にあたりそうで あたらない。
 12:14

丸石避難小屋が見えてきた。

この避難小屋の周りに、高校生が昼食を取っている。

相当な人数だ。30人くらいはいるのかな?いや、もっといるかも(^_^;)

 12:15

避難小屋の中でも昼食中だ。
とりあえず、休憩されている方の邪魔にならないように、周辺のゴミ拾い。
結構な量のゴミが放置されている(-.-)
かなり古いビンや缶。最近のモノまで 色々だ。
頼むよホント。ゴミは持って帰ってください。


 12:35

少し先の 奥祖谷かずら橋方面との分岐点
ここもゴミがあった。

一人ひとりの心がけで、改善できる問題です。
ホントにお願いします。
 13:14

小屋の内部の清掃も行い、汚れた窓も拭き掃除しました。

短い昼食休憩をとり、ゴミをまとめて 下山の途につきます。


14:46

帰る途中に4人は、次郎笈に登るという事でトラバース道分岐点から登っていきます。
なぜか、やすらぎさんは、相当な体力消耗をしていたようで、足が進まない。
4人のうち、最終で山頂へ。なんだかバテバテだ(T_T)
それでも、しばらくぶりに次郎笈の山頂に立ててうれしいものだ。
山頂の標識には、お地蔵さまや御札があった。以前来た時はなかった。


14:47

帰りに次郎笈に登った方たち。
展望はガスでいまいちだ。
    15:56

下山途中でギンリョウソウが見れた。
これは、うれしい。
写真は良く見るが、本物は初めてだ。

この花は複雑な植物だ。
木々が作った栄養素を根に共生する菌経由でもらい
生きているのだ。

簡単にいうと、樹に寄生した菌類にさらに寄生した植物だ。 う〜んややこし、ややこし

   16:02

見の越まで戻ってきて、ゴミを回収だ。
トラックいっぱいのゴミが回収できた。

これ、回収するの大変なので、
ホントにゴミ捨てるのやめてください。

ちなみに、このゴミまだまだ一部です。
まだまだゴミは放置されていますが、
時間的にも体力的にも諦めてきた所があります。
そこにゴミがあるから、私も捨ててもいいかななんて気持ちは起こさないでくださいね。
そこに、ゴミが落ちてるんが悪いんや。なんて、訳のわからん事を言わないでください。

夫婦池の所のゴミも合わせると、かなりのゴミが回収できたようです。
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