三嶺(みうね) <標高1893.4m> 2013/10/31
ネパールの山のタシカンI峰を登頂成功し帰ってきた カモシカクラブの鶴木さんブログを拝見していると、直接、話を聞いてみたくなり ちょうど、募集していた、この規格に参加しました。 三嶺は、単独で何度も登った山であり、グループで行く山ではないというイメージになっていましたが、さすが鶴木さん!とんでもないルートで 登る計画でした(^_^;) 今回も、登山ベテランの先輩方といろいろな話をしながら、登ることができ楽しい時間を過ごしました。 常に単独行を主としている私にとってにぎやかな登山は、非常に楽しく感じました。 今年の紅葉はたいした事がないという、意見が多い中、三嶺も、同様ではないかと想像していましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。登るルートが全く知らないルート、、、 、、というか道なき道の為、三嶺に登っている感覚はなく、全く別の山を登っている感覚だ(^_^;) これは、一人では来れなかった場所だ、、、途中の龍神の池は、ひっそりとして頑張った人だけが見られる池だ。 また来たいものだ。 |
|
8:40 案山子の里の橋を渡り、林道「白井菅生線」沿いの登山口に到着。 この道は、途中かなりのダートな道で、 整備が行き届いている剣山スーパー林道より走りにくいと感じました。 ダートな部分を過ぎれば、コンクリートで舗装された道の為、走りやすくなるのだが、落石や、道路上の石にタイヤを引っ掛けてのパンク などには注意しなければいけない。 到着後、すぐに準備を整えて、軽く自己紹介をし合って、スタートです。 初めてお会いする方々なのに、僕のHPをご覧いただいているようで、ありがたい(^_^;) |
|
8:50 この辺りに登山口があるはずなんやけど、、、的な感じで鶴木さんの案内ですが 私には、どう見ても、急な斜面と雑木林にしか見えない(^_^;) 「はーい、ここから登りたいと思いまーす」 と 案内があった場所もなんとなく、草がうっすらとしていて ますが、何もないところから登りだす |
|
8:53 足もとの土が崩れやすく、滑りながら登った先に待っていたのは、、、罠だー!!(@_@) シカをとらえる罠だろうか!? 強力なバネが恐ろしい(^_^;) |
|
8:54 皆さん、思い思いの道なき道を登ってくる。 |
|
8:59 本当に道はない(^_^;) |
|
9:27 道なき道を30分ほど登ると、大岩があり、そのたもとに、動物が寝た跡があった。 大きさからシカではないかということでした。 |
|
9:38 どこまで行っても、道はないです(^_^;) 三嶺に登っている感覚はまったくない。まったく別の山へ登っているような感じです(^_^;) |
|
9:40 このあたりから、紅葉も少しずつ紅葉も見られるようになり、皆さん方も写真をパチパチ撮影 |
|
9:42 尾根に乗りました。尾根に乗ったら一安心。 |
|
9:47 新しい、三角点があるところで、ザックを降ろして大休止 みかんをいただいて食べる。最近ビタミン不足を感じていたので、ありがたい(^_^;) |
|
9:48 ここからは、剣山や次郎笈が見えたので写真をパチリ、、、としていたら後ろから鶴木さんにその姿をパチリ(^_^;) |
|
9:58 尾根伝いに、まだまだ道なき道を歩く。 |
|
10:02 きれいに色づいた紅葉 みごとな紅葉が少しずつ増えだした。 |
|
10:02 下ばかり見て歩いていると、頭上の紅葉を見逃してしまいそうだ(^_^;) |
|
10:09 道なき道を歩いていると、なんとなく そのあたりが全部道に見えてくるから不思議なものだ(^_^;) |
|
10:23 この辺りは、樹と樹の間隔広く 大きい気が多い。 紅葉も見事だ。 |
|
10:23 みなさん、わーわー 言いながら撮影されていました。 |
|
10:23 左右の見事な紅葉に見とれる皆さん。 |
|
10:24 見事な紅葉が見られて大満足です。 |
|
10:25 ここで、鶴木さんは、うーん 「ここは 山スキーにいいなぁ」って言っている(^_^;) 確かに良さそうだけど、、、スキー板担いで1時間半も急登を歩くのはきつい(^_^;) |
|
10:28 紅葉と鶴木さん。 「やっぱり日本の山はええなぁ〜」ってヒマラヤ帰ったばかりでしみじみといっているが {山スキーで滑ったら、おもしろいだろうなぁ〜}って思っているであろう鶴木さん(^_^;) |
|
10:31 この辺りは右を見ても左を見ても紅葉が見事! |
|
10:32 ここは、いい所や〜と言いながら登る鶴木さん 私の心の中では、紅葉が?山スキーが? と考えたが、両方法に違いない(^_^;) |
|
10:40 鶴木さんは、急登をものともせずに、どんどん登って行ったのですが、、、 「あっ!」、、、『鶴木さん、悲鳴やあげて、つまづいたのか!?』って0.1秒思ったらすぐに、、 「あったぞー!、、おーい、水あったぞー!」と大きい声が聞こえてきた(^_^;) |
|
10:44 水があると聞いて、ちょっとペースを上げて 龍神の池に到着 紅葉の中にひっそりと水をはった池は なんとも神秘的 道なき道をあきらめずに歩いた者だけが肉眼で見ることができる光景だ。 |
|
10:45 30年ぶりに龍神の池に来たという鶴木さんも写真をたくさん撮っていた。 |
|
10:48 いやー 龍神の池 きれいだったなぁ〜って振り返ったら、 見事な紅葉に腰抜かしそうになった(^_^;) 皮つきのリンゴが体にいいという事で、リンゴをいただきました。 みかんにリンゴにビタミンいっぱいだ(^v^) 休憩中の中で『紅葉を見にい紅葉(こうよう)』ってどなたかが言っていたのが、耳に残った |
|
11:02 龍神の池で大休止して、名残惜しいですが、出発、、 龍神の池は標高1500mあたりなのですが、この標高辺りが紅葉が一番きれいなスポットでした。 |
|
11:03 じっくりと紅葉を味わいながら歩きます。 |
|
11:06 岩がゴロゴロ 岩と岩の隙間には、苔があって、所によっては滑る 『苔踏んでコケるなよ〜』、、やって(^_^;) |
|
11:13 でっかい樹の横をゴロゴロ岩の所を登っていく。 この辺りは、梶が森のゴロゴr八丁を思い出す。 |
|
11:14 ゴロゴロ岩の所をのぼりつめると、岩が無くなり笹が増えてきた。 |
|
11:38 いやしの温泉郷からの登山道に合流マジカの所に出た |
|
11:38 この笹原から見た塔の丸。 |
|
11:38 この笹原から見た剣山&次郎笈 |
|
11:38 三嶺避難小屋のトイレが見えた。 これを見て、『あー、そういや三嶺登ってるんだった』って思い出した(^_^;) あまりにも、初めての所ばかりで、別の山の気分だった(^_^;) |
|
11:39 樹林帯を抜けて、標高が高くなってきた気分になった。 |
|
11:40 おなじみの山が一望でき すごくいい場所だ(^_^) |
|
11:42 いやしの温泉郷からの登山道 写真の真ん中の茶色く笹が少し枯れているところがそうだ。 鶴木さんに言わせると、整備されつくした立派な登山道だそうだ(^_^;) 日頃から、道なき道で山を登っているすごい言葉だ(^_^;) |
|
11:53 そして、三嶺山頂が見えた、、、 同時に40mほどの下りがある、現実も突きつけられる(^_^;) |
|
12:09 40m下って また40m登って、、、(^_^;) シカよけのネットがあり、ネットを開けて中へ入りました。 最後の人がネットを閉めるような感じになっている |
|
12:14 避難小屋が見えた。 これを、見ると三嶺って感じがするねー(^_^;) |
|
12:17 いい感じの笹原、、、空の青が引き立てます。 WINDOWSの壁紙にありそうな写真です(^_^;) |
|
12:18 山頂は、目の前、コメツツジは赤黒く紅葉している |
|
12:20 近くで見ると、赤くてきれいなコメツツジ |
|
12:22 山頂あたりのコメツツジの紅葉はきれいやなぁ〜 写真に撮るのに人が邪魔やけど〜って 鶴木さんが話をしてたら 『隠れまひょか?』って声が飛んでくるからびっくりした(@_@;) さすが山、声がよく通る、聞こえてたみたい(^_^;) 親切にも、隠れてくれた(^_^;) |
|
12:26 そして山頂到着! 今日は、平日なのにたくさん人がいる。。 なんでだろう?? というより 天気がいい、、(^_^;) 雨男の私が登っているのに天気がいいのは 晴れ男晴れ女が今日はたくさんいらっしゃるのでしょう(^_^;) |
|
12:26 山頂から見る 西熊山 天狗塚方面 いやー やはり、四国のゴールデンラインはいいあなぁ(^v^) |
|
12:27 隣のピークで食事をされているグループがいます。。。 あとで聞くと、山頂はたくさん人がいたので、ここで食事をされたそうです。 |
|
12:28 山頂から見る コメツツジの紅葉 |
|
12:30 みんなが揃ったところで、記念撮影 本日も、「やすらぎポーズ」といいながら、ポーズをとってくださいました。 ありがとうございます。 |
|
12:32 本日は、山頂で食事 人がいっぱいで15人くらいはいたんじゃないかなぁ(^_^;) すごい人数だ |
|
12:55 食事が終われば下山 なんと、隣のピークで食事をしていたグループの方が、鶴木さんを乗せて 名頃登山口から林道まで行ってくれるというのだ。 同じルートをピストンの予定でしたが、一般的な登山道を下ることになりました |
|
13:03 いつもの定番の風景も撮影(^v^) |
|
13:15 大岩のしたのテキサスゲートを通りぬけて、いつもの登山道を下る。 こちらの道は、庭みたいなものだ(^_^;) |
|
13:16 下を見ると、紅葉が進んでいる。近くで見たらきれいだろう |
|
13:55 ダケモミの丘 少し上あたりは紅葉が最盛期だ |
|
13:55 こちらの紅葉もきれいで、 皆さん紅葉を見つけては 写真を撮られている |
|
14:40 数年間、ここにこのままのシカ捕獲用のワナですが、、もう仕掛けは壊れている(^_^;) |
|
14:45 いろんな方々と、山の話をしながら下山すると、あっという間だ |
|
15:09 名頃登山口 到着。 鶴木さんが車をとってくるまで、山の話で盛り上がりました。 |
|
道中、シロ(本名チビ)はどうしてるだろう?なんて、話が出たのですが、 後で調べてみると2013年7月23日に亡くなっていたそうです。 最後は山に行きたかったのか、必死に脚を動かし泣きながら息を引き取ったそうです。 私も、山頂まで案内してもらったことがあり、思い出がたくさんあります。 たくさんの登山者を案内し、、それで遭難被害を防いだこともあったかもしれませんね。 御冥福をお祈り申し上げます。 写真は、2010年12月2日 山頂まで案内してくれました |
|
今回 歩いたルートは こんな感じ。 いつも、驚きのルート設定で楽しませてくれる また参加したいと思います。 御参加希望の方はコチラ→ カモシカクラブ |
|