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西赤石山(にしあかいしやま)<1626m> 2014/01/14
先月は、仕事も忙しく、天候にも恵まれず、山へほとんど行けていない。
これでは駄目だー体がなまってしまう(^_^;)
雪山へ行きたい病にかかってしまい、次の休みにはぜひ行こうと考えていた。
しかし、どこへ行こう。行きなれた、寒風山や伊予富士もいいが、できたら違うところがいい。
かといって、夏山を登っていない、全く未知の山は危険だろう(^_^;)
いろいろと考えていたら、私の休みの前日にカモシカクラブさんが西赤石山を登るという。
西赤石山は、夏は東平からしか登った事がなく、積雪期は日浦から登るのですが、ここからは、登った事がありません。
ちょっと心配って思っていましたが、前日に電話をして、状況を聞いてなんとか、単独でも行けそうだって判断で行ってきました(^_^;)


8:52

前日の夜にたくさんの雪が降ったようで、途中の車道も雪がいっぱい。
除雪車の準備をしていたが、まだ除雪されていなかったので、途中心配になって
タイヤチェーンを付けて走行しました。大永トンネルの中は、はまずまずの長さで当然雪は無く
ガタガタと乗り心地の悪い思いをしながら走行(^_^;)
抜けても、ずーっと雪だらけでした。
登山口である「旧別子銅山跡入口」と書かれてある看板のある駐車場に駐車して出発です。


8:53

今日は、登山口からアイゼンを付けて登ります。
階段で転ぶの嫌ですから(^_^;)
 8:54

ちょっと歩いたら、雪が積もっているのですが
この溝のようにあるトレースはスノーシューのトレースか?


8:55

わざと雪が多いところを踏んで
久しぶりの山歩きを楽しみます(^v^)
 8:59

つららも たくさんあり、触ってみたが 思いのほか堅かった(^_^;)
 9:07

少し進むと、網状になった橋があるのだが、
アイゼンの詰めが引っ掛かって歩きにくい(^_^;) 


9:11

小足谷 の橋

ここは足もとが木道なので 比較的歩きやすかった

橋を渡ったあたりから、トレースが薄くなっていく。
まぁ 一本道だし スノーシューのトレースはなんとなくわかる(^_^;)
 9:15

小足谷接待館を通過

昔の人は、ここまで歩いてきたのだろうから、接待を受けるほどの
身分の高い人も大変だ(^_^;)
 9:22

小学校跡を通過、、
ここは大正5年3月に廃校となっているので
ここを卒業した人は少なくとも100歳は超えている事になる
もし、ご健在なら、いろいろ聞いてみたいものだ


9:25

おお、トレースが消えた、、、と思ったら、また現れた(^_^;)


9:41

同じような景色を見ながら、どんどん進み ダイヤモンド水の休憩所まで来た。

掘削中に水脈にあたり、大量の水が噴出し掘削不能になった場所だそうだ。
ダイヤモンドの掘削機の先端部分が穴の底に残ったままになっており、その事から
ダイヤモンド水と言うようになったそうだ。
水が出だしたのが昭和26年だそうなので、それから60年以上、この量の水が出てるのだからすごい!(^_^;)
9:46

つり橋を通って先へ急ぎます
9:46

岩の下は、つららがいっぱいです。
寒そうですが、全く寒くありません(^v^)


9:58

ここの分岐で悩みました。
どちらに進んでも銅山越には行けるのです。
地図を見る限り、距離はあまり変わらない
そこで、寛政谷木方経由は、トレースがしっかりあり目出度町経由はトレースが薄い
どうせなら、雪が多いほうが楽しいだろうと思って、目出度町経由で行く。


10:00

目出度町方面 
雪が多く 足首まで沈みながら歩く
ツボ足というほどではない(^_^;)


10:04

目出度町方面へ歩き始めて数分で これはアカン雪多すぎ(^_^;)
引き返そうか?って思ってしまいましたが、初志貫徹の言葉が思い浮かび
ラッセルしながらすすみます(^_^;)
 10:14

うっすらとトレースがあるため、踏みかたまっていると思いきや
ツボ足地獄である(^_^;)


10:20

ふかふかの雪のちょっと硬めの雪を踏みぬきツボ足って感じです(^_^;)
ああ、これは昨日カモシカクラブさんが通ったルートではないなとさすがに勘づきました(^_^;)


10:24

もう、トレースも当てにならず、適当にラッセルしながら進みます
木が無いのと、なんとなく雪の積もり方が若干違うという感じで見当つけて進みます


10:27

動物の足跡だけになったが、動物のトレースについていくわけにもいかないが
それっぽいところを進む(^_^;)
 10:30

ツボ足になったりならなかったりで
毎歩 次はどう?って油断がならない
疲れも倍増です。
 10:36

大山積神社前では 傾斜もなく なぜかトレースもあり、楽ちんっと
思わせておいての ツボ足(^_^;)
 10:45

少し歩くと、樹林帯を抜け、空が見える。
電力の鉄塔が見えた
10:54

蘭塔婆山か?
ピークの上に石の囲いがある。


10:57

鉄塔まで来ました。
ぶーんっていう、異様な音がしていて気持ち悪いので さっさと通り過ぎる(^_^;)
 10:57

霧氷もだんだん大きくなってきた。
寒さは感じないが、たんぶん気温は低いんだろう(^_^;)


11:02

さて、広い道っぽいところに出た。
うっすらと トレースが残っているが、スノーシューではないなぁ
昨日のトレースではないようだ


11:10

エビのしっぽ気味な 霧氷
なんか透明なところがあるが、普通に凍ってるのかな(^_^;)


11:14

また、トレースが無くなった(^_^;)
コースは明瞭ですが、ひざ下まで埋もれるので疲れます
 11:18

銅山越の標識が出てきて、 なんだかホッとする(^_^;)
しかし、この標識 笹ヶ峰 こっちっ、という具合に案内があるが、、、
笹ヶ峰に行くまでには、西山やちち山や、名の無い1400以上の以上のピーク
を越えていかなければいけない(^_^;)


11:25

わー 気持ちのいい雪だー 、、、
、、、なんて言っていられるのは、見てる時まで(^_^;)
11:30

5分ほど、雪と格闘して 平坦なところへ抜ける(^_^;)


11:33

やっと銅山越に到着
ここまで。2時間半以上かかってしまった。想定以上の遅い時間だ。


11:36

いつもなら、通り過ぎるポイントでしかないが
時間が時間で、山頂に行けないかもしれないと思い
念の為に証拠写真(^_^;)
ここから、山頂まで、1時間半以上はかかる。
余裕を考えたら2時間は見ておかないといけない。
4時までに下山しようと考えると、ここまでの2時間半を引くと残り1時間半。
という事は13時の時点で下山開始しないといけない。
もちろん、雪山は下山が夏山より速い事は知っているが、
単独で初めてのルートである事を考えて、それは考えないでおく(^_^;)
もうここで、引き返して、最初っから銅山越が目的でした
ってことにしてもいいんだけど、悔しいので 山頂にちょっとでも近づきたい


11:46

腹ごなしに、おにぎりを一つ食べて スタートです。
尾根道は スノーシューのトレースがしっかり残っていて快適です
 11:52

時間の限り どんどん進みます


11:58
ふと、振り返ると、こんな景色でした(^_^;)


12:03

樹の無いところは、風が強く 寒い(^_^;)


12:06

周りの木々は、どれを見ても霧氷です。


12:08

環境保全の看板も  霧氷で大変な事に(^_^;)


12:08
これは霧氷?(^_^;) 低木のモンスターだ(^_^;)


12:08

ふっと背中の方に熱気を感じると思って振り返ると、
ガスでかすんでいるが 太陽が見える(^_^;)


12:09

霧氷のトンネル
キャー キレイ(^v^) なんて言いながら くぐり抜けたり、、、
、、、などはせず 黙々とくぐっていく。
男の単独行なんてそんなものです(^_^;)


12:12

淡々と進んでいきます。ちょっとでも山頂に近付かなければいけない
 12:25

霧氷を見ながら進む。
先を急がなければいけないのは分かっているが、写真を撮るのも忙しい(^_^;)


12:41

霧氷のトンネルが続き、全部きれい!!
、、、と思いつつも、男の単独なので黙々と進みます(^_^;)


12:50

尾根道の雪もだんだん多くなってくる。
 12:58

倒木で、進めない(^_^;)
四つん這いになってくぐって進ます(^_^;)


13:00

霧氷ツリーを見ながら くぐり抜ける


13:00

霧氷ツリーを下から見るとこんな感じ


13:01

13時になったのでここまで(^_^;)
GPSで確認すると、あと500mくらいかなって所です
山頂まで行くのに早くて30分 遅くて1時間、、、
うーん どうしようって悩みましたが、単独という事もあり 撤退しました。


13:02

最後にパチリ
帰りは、駆け足で帰ったら、2時間で帰れた。登りは、5時間かかったのに(^_^;)
こんな事なら、山頂行けばよかったとも思ったが、それはそれという事です(^_^;)

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