サガリハゲ山(さがりはげやま)<標高1740m>
→ 滝下の天狗塚(たきしたのてんぐづか)<標高1445m> 2012/11/29
29日、さてどこへ行こうか悩みに悩んだ末、ブログに「どこに行こうか悩む」と書き込んだら、なんとカモシカクラブの鉄人鶴木さんから、お誘いがありました。 メールを見てみると、サガリハゲから滝下の天狗塚まで縦走するとある。 これは、素晴らしい山行だ。偶然にも、前回登った寒峰の時から滝下の天狗塚は近々に登りたいなぁと思っていたし、 いい案がなかったら道が分かりにくいと聞いていたが、思い切って登ってみようと思っていたところだ。 ここは、二つ返事で、すぐに参加決定!山のプロフェッショナルの鶴木さんからいろいろと勉強させてもらういい機会でした。 今回の同行者は「坂上二郎」「アルプスの少女」「五千円札」「キノコ博士」「阿波女」「ゴリラ」「雨男」です。。。 これだけを列挙するとなんのこっちゃ分からん(^_^;) 変な人の集団にすら感じてしまいます(^_^;) でも、みなさん登山大好きな、体力ならまだまだ若いもんには負けんぞと言わんばかりの大先輩だ。 さて、どの方が「アルプスの少女」か!?どの方が「坂上二郎」かなどは、ご想像にお任せします(^_^;) 今回は、いつも使っている、一眼レフカメラではなく、サブ機のコンパクトデジカメで撮影。 いつもの感じで、シャッター切ってたら、ブレブレピンボケが多数(-_-;)残念っ! カモシカクラブへのご参加はこちらから→カモシカクラブ |
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9:22 朝、6時に待ち合わせし、小島峠経由で祖谷に入り、林道丸見線の先のほうにやすらぎさんの車をデポし 落合峠の手前のサガリハゲ西尾根の辺りに駐車。 各人しっかりと準備をして出発です。 |
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9:29 こんなかんじの所からとりつきます。 えっ!登山道や踏み跡は無いんだ(@_@;) 何にもない感じのスギ林の中に入っていきます。 |
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9:33 本当に踏み跡らしきものは無く、 地図が読めないと入っちゃダメなところです。 ところどころに大きい岩がありました。 |
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9:34 落ち葉がたくさんある樹林帯は、見通しはいいが、踏み跡がない分、先が分かりづらい。 鶴木さんについていかなければまよってしまう。 |
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9:39 所々、雪が残っている。 雪が残っていても、山歩きで汗が出ます。 |
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9:41 枯れた、かつての大木に、キノコが生えている。 なんというキノコか知らないが、キノコ博士さんに聞けばよかった。。。 ただ、このときはキノコ博士さんという事を知らなかった(^_^;) |
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9:49 急登が現れ、ふうふうと息を切らしながらのぼるやすらぎさんだが、 他の方は、平然とゆっくりと登ってくる。すごいなぁ(^_^;) |
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9:55 本日、初めての本格的な休憩。 ここまで来るのに、まずまず、疲れたが、みなさん談笑されていますので、余裕があるのかも(^_^;) |
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10:00 尾根に乗ると進行方向は分かりやすくなりどんどん進んでいく |
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10:01 シカが寝ていた跡らしいです。 雪が降っても、じっとしているのですね。 さすが野生はちがうなぁ。 |
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10:08 山の中のこんな広い所が出ると、なんかほっとするが、 今までの経験上、下るときにこんなところは迷ってしまう。 というか、こんなかんじの所で迷った事がある。(^_^;) |
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10:13 小休憩。 サガリハゲ西尾根の枝尾根に乗ったらしいです。 ここまで来ると、跡は分かりやすいし、あともう少しらしい。 みなさんキノコのキーホルダー付けている。 |
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10:15 マスタケ だそうです。 食べられるキノコだそうです。 写真は成長しているので、もう食べてもマズイらしい。 後で調べると、生は毒があり駄目で、炒めたり天ぷらにしたりするとよいそうだ。 一度食べてみたい。 |
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10:26 ここまで登ってくると、若干雪も多くなってきた。 岩にもつららができています。 |
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10:30 つらら見たとたんに、さむっ(-_-;) って思ってします。 目に入ってくる情報は、大きいですね。(^_^;) |
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10:48 岩がゴロゴロのところを通過します。 |
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10:51 つららが一杯の大岩をまいて登り少し進むと山頂です。 |
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10:59 みなさんもあと少しで到着。 |
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10:59 サガリハゲ山 山頂到着。 |
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11:00 日頃の行いの良い方が多いのか ポタポタと落ちかけていましたが、 山頂は、霧氷がぎりぎり残っていました。 残念ながら、やすらぎさんの行いは良くない(^_^;) |
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11:06 山頂では、みなさんで「やすらぎさんのポーズで写真とるよ」という鶴木さんの号令のもと 写真撮影(^_^;) 「やすらぎポーズ」とはいうものの、いつも、ただただ ガッツポーズをしているだけです(^_^;) 私のポーズに独自性などはありませんが、なんだか、山頂ではガッツポーズしとります。 |
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11:13 サガリハゲを後にして、縦走を開始です。 急な坂を下りて行きます。 |
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11:13 坂の傾斜はこんな感じ。 まだこの辺りは余裕があります。 |
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11:22 目指す滝下の天狗塚が見えてきた。 三嶺の手前の三角に飛び出た峰だ。 |
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11:31 急な坂を笹をつかみながら下りて行きます。 |
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11:33 大きい気が尾根に生えている。 このルートは、人が通ることは少なく、 シカのほうが多いらしい(^_^;) |
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11:35 この尾根を進んだ所に、少し開けたところがあり そこで昼食となりました。 |
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11:40 私は、いつも寒い時はカップラーメンを食べる。汗が冷えて、寒かったのでココロまであったまったような気がします。 ミカンや干し柿のおすそ分けをいただきました。とてもおいしかったです。 鶴木さんは、400個注文してあるって話を聞いて、びっくり。 1ヶ月に100個食べても4ヶ月もかかる。とても好きなんだなぁと驚きだ。 |
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12:12 食事を終えて、スタートだ。 相変わらずの下りで 足が痛くなってきた。(-_-;) |
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12:13 踏み跡が少なく、分かりづらいポイントに来た。 鶴木さんが、40年使ってきたというコンパスでルートファインディングを行います。 やすらぎさんが生まれる前から使ってるってすごい。 |
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12:22 垂直に近いと感じるほどの急坂を下ります。 |
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12:26 急な坂は、足の疲れだけでなく、 笹を掴むので手も疲れていきます。 |
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12:31 尾根に乗り一安心。 少しルートを間違えば、谷のほうに下りてしまうので、 それを取り返すのは難しい。 |
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12:35 尾根の山岳ハイウェィをしばらく歩いて楽しみます。 |
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12:35 前を歩く鶴木さんのザックについている黄色い破れた布。 こんなに破れてまで付けているには何か理由があるのだろうと気になり 伺うと、ヒマラヤに行ったときにもらってきたタルチョ(祈祷旗)だそうです。 タルチョと言えば、お経が書かれていたりする、いわゆる魔よけの旗。お守りということですね。 そら、破れても捨てるいわけにはいかない。 |
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12:41 ハイウェィが終わると、また急に下ったり、わた小さいピークがあったりとアップダウンを繰り返します。 |
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12:56 苔むした、いい雰囲気の巨樹の倒木の横を歩きます。 |
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13:05 尾根にどーん と立っている 巨大なブナの木 |
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13:09 三角点のあるピークで休憩です。 やすらぎさんは、だいぶ太ももの関節に違和感を感じるように、、(^_^;)。 これは、、、、次の日に疲れが残りそうだ(^_^;) |
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13:21 倒木の枝が、すらっと長く伸びている。 こんな倒木はあまりないなぁと思いながらも それをくぐる瞬間の鶴木さんをとらえた写真もなかなか。 |
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13:22 滝下の天狗塚が目の前に見えてきた。 植林と自然林の境がくっきりだ。 |
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13:35 尾根道を進みます。すっかり冬という感じです。尾根道も、もうすぐ終わり下りとなります。 |
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13:41 木に四角い穴が開いていた。 ここから見る景色は、こんな感じ(^_^;) |
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13:42 ふかふかの落ち葉に苔むした倒木。。 ああ、いい情景だなぁとおもいながら歩きます。 |
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13:43 こんな山奥で、家電量販店の広告が・・・ こんなところに捨てるなよ(-_-;) やすらぎさんの関連する所でなくてよかったよ |
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13:50 滝下の天狗塚下の鞍部に到着。 そして軽く休憩。 また、ここに戻ってくるため、ザックを置いて行かれる方もいました。私はザックを担いで行きました。 なんでって? その方が、登山らしいじゃん(^_^;) |
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14:01 いやー、、、これはきついっ!! なんか、ストックも持っていないので、 少しぬかるんだ地面が滑り 登るのが大変。 だんだん、斜面が壁のように感じてきました。 |
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14:20 なんとか到着。 この時ほど、ストックがほしいと思ったことは無い(^_^;) |
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14:20 目の前に どーんっと三嶺が見えます。 |
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14:23 山頂の祠ごしに見るサガリハゲ山。 ああ、あそこから歩いてきたのか、、、 下りがきついコースで、下りはもういいと思ったら 嫌になるくらいの登りだ。登りももういいです(^_^;) |
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14:25 これこれ、この祠を肉眼で見たかったのです。 いろいろな人のHP上で写真では見ていたが、 やはり本物見たいよね。願いがかなって良かったよ。 |
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14:26 ここでも、「やすらぎポーズ」っていいながらガッツポーズをしていただいた。 皆様ありがとうございました。 |
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14:30 そして、下山。 急坂だし、ぬかるんでいるし、 慎重に下ります。 |
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15:03 しばらく下山していると、伐採地に出ます。 ミツマタの花がつぼみになっています。 |
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15:17 アケボノソウ この時期に咲いているのは珍しいそうだ。9月から11月までの花だそうで 確かにまわりは、種になっていて 茎や葉は、枯れている。 |
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15:19 廃屋に到着。 何年前に住まなくなったんだろう。 生活に不便は無かったのだろうか? 自給自足だったのか? |
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15:45 やたらとミツマタが茂る伐採地を抜けると 沢?谷?に沿って歩く。 |
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15:49 取水口のある場所を通過。 |
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15:54 廃屋が、谷の上のほうに見えます |
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16:02 しばらく歩くと林道にでます。 木材が山積みだ。 |
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16:04 こんなかんじのぬかるんだ、林道を歩きます。 やはり、車道は、面白みがありません。 |
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16:25 ツルリンドウの赤い実が残っていました。 |
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16:26 そして、マイカーをデポした場所へ到着。 この車に7人乗った事は初めてです。 |
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こんなに賑やかな登山は、初めてだ。常に単独行を行っていたやすらぎさんは、いつぞや、単独で登ることがスタイルになっていたが、 こういうのもいいなぁって思えました。 大先輩方が、平然と登る姿を見て、やすらぎさんは、まだまだだなぁと思いました。 どこまで、山を続けられるのか分からないが、今のところ飽きる気配はない(^_^;) 少なくとも、今回ご一緒させていただいた方々と同じ年になるころに同じように登っていられるようにしたいものだ。 その時に、もっと軽やかに登れるようになりたいものだ。 HPを見て興味をもたれた方、カモシカクラブへのご参加はこちらから→カモシカクラブ |
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