天狗塚(てんぐづか) <標高1812m> 2012/03/27
3月最期の山登り。冬の山を楽しむのも最期です。 若干春の雰囲気も漂う登山になるだろうと思いながら、前日まで行き先をあれやこれやと考えていましたが。 結果、天狗塚にしました。西山林道は雪は少ないとか見の越までは雪が少ないとかの情報も各種ホームページから得ていたため、まあ行けるだろうと思っておりました。 同僚3人で行こうと思っていましたが、以前、何度か一緒に登った事のある経験者が体調不良のためキャンセルとなり、 その代わり超初心者を誘ったというのだ。初心者にはつらくないだろうか?と0.05秒(蒸着時間と同じ時間)考えたが、 まぁ いいかと いつもの適当な感じで行く事にしました。 初心者の方は、今日が初めての登山だというのです。道具も持っていないというのです。 まぁやすらぎさんも似たようなものです。靴もトレッキングブーツは持っていないらしい。確かにやすらぎさんも、初めての時は トレッキングブーツに負けないくらいの靴底とパターンを備えた、別の靴だった。 専門の靴でなくともどんな靴だろうと気になって聞いてみた。「どんな靴を持ってきたんですか?」「スニーカーです」 えええええええっ!!スニーカーで雪山登るの!!(@_@;) しかも、靴底がすり減って、パターンがほとんどないものらしい。 なんだか嫌な予感がしてきました。(-_-;) やすらぎさんの頭の中では、近藤真彦の「スニーカーぶるーす」がぐるぐると流れるばかりです。 Baybeスニーカーぶるーす〜♪Baybe俺たちはぁ〜♪Baybe怖いもの知らぁずさぁ〜♪ |
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9:54 見の越までの道のりに雪は少ないという情報は誤りで、ノーマルタイヤでは厳しい状況! なんとか、なんちゃってスタッドレスタイヤと4輪駆動のパワーで夫婦池まで到着。 ここから下り道でもあるのでチェーンを巻く事にしました。 やすらぎさんがチェーンを巻いている間は同僚たちは池に降り 氷の上に乗って遊んでいる。 ノリノリで池の真ん中まで歩いて行きました。ミシミシ言っていたそうです。怖(-_-;) 最期に氷の上でジャンプしたために そのまま 池に ぽっちゃーんっ!(^_^;) 池の表面の黒い所は 落ちた後です(-_-;) |
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11:05 西山林道に入りました。下の方は、情報通り積雪は全くなく 問題なく走行。 中ほどから積雪があり 轍が出来ている。 |
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11:07 これは 行けない! 雪が深く、左からは落石しているし 崩れた泥が 道路をふさぎ山を作っている。 写真では分かりづらいですが、山になって その上に積雪している。 |
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11:13 諦めて、ここから登山開始しようという事になり。 登山口まで1kmくらいの所からスタートです。 バスが置いてある所は、日があたるようで雪が無い。ここが道幅も広くなっているのでちょうどいいと思い、ここに駐車してスタートだ。 |
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11:47 いったんスタートし問題の所を通過し 林道を歩く。しかし、100mほど行くとほとんど積雪のない道になりました。 これは、無理やり行くしかないという事になり。 無理やり車の最大パワーで通過。 よい子はマネしないでください(^_^;) そして、登山口に車で到着し、再スタートです。 |
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11:52 のっけから けっこうな雪です。 これはスニーカーではキツイのでは!?と思いましたが。本人は、行きがけに池に落ちてますので、あまり雪は気にならないらしいです。(^_^;) 登り始めの時間が12時近く。 登山する時間じゃない(^_^;) 太陽が隠れるまでに山頂に行き下山できるか? 下山できずに遭難するか?勝負だっ! よい子はマネしてはいけません。(^_^;) |
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12:03 登山口、すぐから気になっていましたが、 トレース(踏み跡)が無い(^_^;) またかっ! 先々週の剣山が思いだされる。 こんな時に、ちょうど 鶴木さんが現れたりしないだろうか?などと少し思ったが、そんなに都合よくあらわれるわけもなく、進んでいきます。 よく考えたら、あんなむちゃくちゃになった林道を無理やり通過して登る人は、いない |
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12:05 どこまで行ってもトレースは無い。 初めに無ければ、そのあとずーっと無いのは当たり前なのですが こんなときは 人の痕跡を どうしてもさがしてしまいます。(^_^;) |
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12:41 標識のあるピークに到着。 休憩らしい休憩もとらずにここまでがんがん登りました。 踏み跡のない 平地で休憩です。 |
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12:43 ふぅ〜 ええ風呂やったぁ 銭湯から出てきて体を拭いているオッサンではありませんよ(^_^;) 暑くて暑くて汗が噴き出してきたので着替えている最中です。 |
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12:43 本日は、快晴で青い空です。 葉を落とした樹木の感じもきれいです。 霧氷でもついてれば最高なんだけどな。 いや、上に 霧氷のついた木々と青い空、下にラ(裸)マンでは、最高ではないな。(^_^;) |
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12:2 標識のあるピークから下った所のコル(鞍部)で まさしくクリスマスツリーっぽい樹を見つけました。 今度の12月24日に飾りつけにこようか? たぶん、怒られるなぁ、、いや、たぶんじゃない。絶対怒られる(^_^;) |
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12:52 誰も踏んでいない雪面はなんともきれいです。 |
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12:57 いつもの倒木の所 いつもはまたいで通過しますが、本日は迂回して通過 |
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13:28 いつもは、細い溝のような登山道もしっかりとゆきに埋もれています。 |
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13:37 雪が少なくなり、雪が良く目立つようになりました。雪面がきれいです。 空の青と雪の白 この対じは最高です |
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13:38 遭難者発見っ! これは大変!!なんで雪山に半そででスニーカーの人が倒れているのか?(^_^;) 足元を見てほしいのですが、本当にスニーカーなのです(^_^;) Baybeスニーカーぶるーす〜♪のスニーカーぶるーすさんでした。 それにしても 派手なズボンだ |
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13:39 そしてスニーカーぶるーすさんの残骸。 これがそのまま凍って次の登山者が見たら面白いのだけどね。(^_^;) |
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13:46 快晴で気持いいです。 本日は晴れ男二人と一緒に登っているため快晴です。 |
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13:49 この誰も踏んでいない雪面を踏んでいくのは 気持ちいいです。 |
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13:49 青い空ってのはこういう事を言うのです。 どうですか、この風景と空。これを見るために山を登っているともいえます。 こういう風景を肉眼で見ること無く人生を終えるというのは、なんとももったいない。 ぜひ、山を登ってください。山登らないと、人生損しますよー(^_^;) |
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13:59 目指す、天狗塚が見えてきました。 ちゃっかりアイゼンを付けたやすらぎさんは最強で ザックザック登ります。 アイゼンを忘れたベテランさんが スニーカーぶるーすさんをサポートしながら登ります。 万が一の事を考えて 一応ストックを持ってきていたのが幸いし、役立っております。 |
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14:01 西熊山方面 空の青がきれいです。 樹木の生える限界を越えたので見晴らしが良くなります。 |
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14:27 笹が少ない所で、雪が川のように沢山積もっている所がありました。 ここで景色がきれいという事もあり、写真撮影。 |
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14:28 雪面に立つ二人 空の青と雪の白最高のマッチだ。 スニーカーぶるーすさんのズボンのカラーも負けてないぞ(^_^;) 顔出し許可をもらっていないので、顔を一応隠す(^_^;) |
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14:29 やすらぎさんも撮ってもらう。 |
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14:32 そして、天狗峠 到着。 |
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14:32 目指す天狗塚はすぐそこに しかし、ここから山頂との往復に1時間はかかるだろうと思われる上に 峠からの下山時間も2時間近くかかるに違いない。 このままでは17時までに下山できないと判断し、ここまでとしました。 |
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峠から見る 綱付森方面 |
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14:46 山頂に行かないので 時間があるため、峠で食事。寒いので あったかいカップラーメンを戴きます。 ふもとからの吹上の風が強く、体温をどんどん奪っていきます。 寒いので、みんな湯が沸くのを心待ちにしています。 ベテランさんは、チョイスミスで完成までに5分も待たされます。 その間にやすらぎさんは完食(^_^;) 今回の食事で個性的な方が若干一名いましたので、全員分記します。 やすらぎさん カップラーメン(3分タイプ)とおにぎり1つ ベテランさん カップラーメン(5分タイプ)とおにぎり1つ スニーカーぶるーすさん カップラーメン(BIGタイプ)とおにぎり3つとビール(500ml)2本 なんとも豪快な食事だ(^_^;) |
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食事を済ませると、記念写真を撮影しました。 こうしてみると さすがベテランさんがやはり一番登山家っぽい格好をしている。 やすらぎさんは、その辺の街で歩いてるような恰好だし スニーカーぶるーすさんは、銭湯帰りのような格好だ。 今年は、沢山の冬山を登った。そこで思った事は、 四国の山は、MA−1(写真でやすらぎさんが着ているジャンパー)で十分だという事と 雪山は、スニーカーで十分登れるっ!!(@_@;) 本当にマネする人がいたら行けないので取り消し線入れとこ。。。。(-_-;) |
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18:50 帰りに ぬるぬるの泉質で何かに効きそうな 松尾川温泉に入って帰りました。 |
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