剣山(つるぎさん) <標高1955m> 2011/04/26
剣山にあらためて登りました。以前登った時は、写真を撮るなどもせず、それほど興味もなくただただ連れて行かれただけでした。 剣山は別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれていて、隣の山である次郎笈と兄弟山のようですが、太郎笈って呼んでいる人は、私の周りにはいない。「けんざん」と呼ぶ人もいますが、論争の結果、公には「つるぎさん」となったようです。 この日は、雲も少なくよい日差しでしたが、風が非常に強く、台風でも経験したことがない強さでした。立っていられない風は初めてです。 |
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10:21 見の越にある剣山登山リフトの乗り場に駐車し、登山スタートです。 人気の山でもありますので、先客はたくさんおられました。 |
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10:24 当然ですが、リフトには乗らず、剣神社の横にある登山口を登ります。 |
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10:26 やっぱりあった熊注意の標識。 一人なので襲われたら大変です。 |
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10:29 しっかりと整備された登山道をしばらく登ると、リフトと交差する所に出ます。 リフト下はトンネルになっています。 |
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10:45 まだまだ登山道を登ります。 整備されていますので、危険な所などは無く、延々と登るのみ。。。こういう道は面白みに欠けますが、向かって右側は、展望が開けていて、中腹からも「塔の丸」「三嶺」などがよく見えます。 |
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10:56 大きい岩を通過すると山頂ヒュッテがはっきり見えます。 |
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10:59 海抜1700mを越えますと木々の高さが低くなってきます。 |
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11:00 先客さまをリフトの終着駅である西島駅で追い抜きました。 私と違って、しっかりとした装備です。 |
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11:04 「大剣神社経由」と「刀掛けの松経由」の分岐です。神社のほうが距離があります。 選択する機会がある場合は辛く苦しい方を選びなさいという誰かさんの教え通り、14秒悩んだ結果、神社経由で行きました |
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11:10 辛く苦しい選択は、やはりそのとおりで登山道は5月が来ようとしているのに雪で埋まっています。 なぜか登山道の所だけが雪で・・・(ー_ー)!! |
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11:15 海抜1800m地点。標識が傾いています。 このあたりは真冬のシーズンはかなり雪深い地点ですので、雪の圧力で斜めになったと思われます。 |
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11:17 大剣神社到着。 天地一切の悪縁を切り、現世最高の良縁を結ぶ神社だそうです。 ここから90m下に病気を治す若返りの水があります。今回は行きませんでした。 ここは、西側が大展望です。 |
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中腹から見る 塔の丸。 |
中腹からみる 次郎笈。 |
11:21 大剣神社の裏手にある大岩を上から見るとこんな感じ。長年の風雪を耐え抜いたパワーを感じます。 |
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11:32 山頂付近は、このあたりの山の特徴である笹がたくさん生えています。木々はほとんどありません。 |
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11:35 剣山本宮・山頂ヒュッテ到着 山頂の笹原に出ると、暴風で飛ばされそうでした。 立っていられない強さです。 |
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11:38 笹原保護のため木道が整備されています。 この情景はあまり美しくないと感じる方もいますが、私個人的には、ああ、山頂に来たなという気持ちにさせてくれる情景です。笹原保護のためには仕方ないですね(^_^;) |
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11:40 山頂は日差しもよく雲も少なく、遠くまで見渡せて すがすがしく感じたいところでしたが、風がすごくてそれどころではありません。 風の強さを表現できている写真を取らなかったことが心残りです(^_^;)本当にそんなものを撮影してる場合で無かったんです。 |
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11:41 山頂到着。 |
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11:42 三角点はしめ縄で祀られ、近ずけません |
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11:44 山頂から次郎笈への縦走路。 余裕があったら、行こうかと思っていましたが、風が強く断念! |
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11:45 ライブカメラ発見。 このカメラは、三好市のホームページから 見ることができます。 |
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11:46 ケルン碑 友情の証として設置されています。 この碑の下部は総数64個もの色々な都道府県から持ってきた石でできています。富士山や日高山の石もあるそうです。天面に方向指示盤を設置しています。 |
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11:47 雲海荘(青い屋根)。剣山山頂ヒュッテが満室の場合使われるそうです。積雪のシーズンは雪で埋もれてしまう時もあるそうです。 |
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11:51 一の森への縦走路。30分で行けますが、暴風で断念。あまりの暴風で、この時点で下山を決めました。西日本で2番目に高い山に来て15分で撤退とは少々もったいない感じですが、、、(^_^;) |
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下山途中に、荷物を運ぶ男性とすれ違いました。 山頂ヒュッテに荷物を運ぶのだと思われます。 こういう方の働きで、山頂でおいしいものがいただけたり、快適に宿泊できたりします。頭が下がる思いです。利用したことがないですけどね(^_^;)また、別の機会に利用したいと思います。 |
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帰りは、コースを変えて、刀掛けの松を経由して帰りました。「刀掛けの松」とは、、、 安徳天皇は、平家の「草薙の剣」を剣山の頂上にある高くそびえる大岩に納め、平家一同の盛隆を祈願されたそうです。その剣山登頂途中の休息時に「草薙の剣」を持った従者に目をとめ、顔中に汗が流れているにもかかわらず、拭うこともせず威儀を正している姿をみて強く心を打たれ、剣を置いて汗を拭くよう声をかけられたそうです。が、従者はとまどいためらいました。安徳天皇は、再び剣を縁起のいい松の木に掛けて汗を拭うようにと言葉をかけたそうです。それ以来平家の落人たちは、訓練でここを訪れるたびに「刀掛けの松」と呼び、枯れ果てた姿の今でも伝説として残されています |
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下山し、帰宅途中 山奥で、岩を踏んだようでタイヤがパンク!スペアタイアに交換して修理に行きましたが。タイヤは穴が開いているというようなものではなく、かなり裂けていて修理不能。結局タイヤを新調する事に・・・・(ー_ー)!! | |
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