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剣山(つるぎさん) <標高1955m>  2011/10/25

剣山に雲海を見に行こうと思い、午前3時からごそごそと起きだし天気をチェック。星は全く見えないが、雨は降っていない、天気予報も降水確率30%だ。雨男のやすらぎさんとしては、かなりの高確率で少し気になるが、夜から一通りの装備は車に乗せてあったので、すぐに着替えてGOっ!・・・・・玄関のドアをガチャっと開けた途端、ザーザーザーやって(ー_ー)!! 雨降ってるやん。しっかり準備して、さぁって時に。どうしよう。やめて寝ようか?・・・・いや、こんな朝早く出かけようって気持ちにせっかくなってるのに、次は無いかも、、、山の方は降ってないかも、、、という適当判断でシュッパーツ(^_^;) いきなり出がけから雲行きが怪しい感じです。
05:27

さすが早朝で信号にも、あまり引っ掛かること無く見の越まで到着。途中には、台風の時の影響なのか所々に道路が陥没していてロープが張られている所がありました。見の越は、外灯もあり自動販売機もあり、明りがあって人間の営みを感じる事が出来ますが、それまでの道中は全く何もなく、試しに車のライトを消してみたら、本当に何も見えない状態でした。これは怖い!
予想が的中し、美馬市に入ると雨も上がり見の越では気温が8度と若干寒いけど行ける感じでした。
05:30

いつもの舐めた軽装備でスタートだ。、、、、っとその前に もよおしたのでちょっとトイレ、、、、やけど怖いでー(>_<)この時間の山奥の公衆トイレ。勇気を振り絞ってトイレを済ませスタート。
たった一人で、雨が降りそうな暗闇の道を小さなLEDライト一つで歩き始めました。 まずは、暗闇の中の神社へGO。これは肝試しとしては最高です。
05:35

周りは、本当に真っ暗。
フラッシュでその瞬間は周りが見えますが、手持ちのLEDライトだけでは若干心もとない。歩くには手持ちのLEDライトで危険を感じる事は無いですが、精神的なものでギリギリと感じる。ガオォーさんとかヒュードロドロさんとか出たら嫌やなぁなんて事がどうしても頭の5分の1くらいは考えてしまう(^_^;) 一人やしね。
所々で、ガサガサ、ガサガサっていうてます。
極めつけは、目の前のヤブでケーンって鹿が鳴いた時は心臓が確かに一瞬止まったよ(@_@;)
05:41

いつものリフト下のトンネル。
真っ暗でビクビクしながらの割には順調なペースだ。ここまで来ると若干汗もかき始め、それが風に当たると容赦なく体温を奪っていく。
もう少し防寒具をしっかりすべきであったと反省。
いつもの格好に長そでTシャツに下だけの対策ではちょっと不足でした。
05:56

周りが真っ暗なのでどれくらい暗いのか試しにLEDライトを消してみたら、ほんの少し空が明るくなってきたのが分かった。予定では、6時前にはもうライトなしで歩けるのでは?と想像していたのですが、ちょっと甘かったようです。

06:05

山の西側を歩いてるからなのか、先ほどまで真っ暗だったのに、10分ほどでずいぶん明るくなってきた。
06:05

丸笹山がうっすらと見える。
山頂は雲に覆われているようです。
06:10

もうすぐ西島駅だ。
周りも明るくなってきていますが、雲のまっただ中だ。風が強く雲の流れが速い。

ここで3人の登山客が降りてきた。
しっかりとしたウエアにヘッドライト。まさかやすらぎさんより先に登っていた人がいたなんてビックリだ。(@_@;)朝日でも見に行っていたのだろうか?
挨拶だけしてすれ違った。
 向こう3人は、普段着でたった一人で手持ちライトだけで暗闇を登っているやすらぎさんを見てビックリだったに違いない(^_^;)
06:12

分刻みでどんどん明るくなっていく感じで。
もうライトはいらない。
雲がどんどん流れていきます。


06:15

西島駅到着。
雲の中で周りは何も見えない。塔の丸方面は真っ白だった。
06:20
刀掛けの松方面に行き、少しでも時間短縮しようかとも思ったが、せっかくの早朝なので大剣神社に参拝をしようと思い、いつもの大剣神社経由コースに脚を進めました。
06:24

ガスが濃くなってきた。

空を見ても、どこまでもガスだ。
これでは雲海はちょっと無理っぽいなぁ
と思いながら登ります。
06:28

苔むした山容でこのガス。幻想的な感じもします。いつもと違う景色をたのしみました。


06:32

いつもの海抜1800mの標柱。(参考に以前の写真も一緒に)
06:33

ガスが濃いっ!
若干、数分前より暗くなったかも。
雨雲のなかか?
ちなみに、三嶺方面ですが、全く見えない。
06:34

大剣神社到着。
やすらぎさんは、神社仏閣で参拝するときに、いつも「平和でありますように」と祈る。
妙な欲望はお願いしないのである。神様にとっては一番厄介なお願いかも知れないなぁと思いながらも、「平和で、、、、」とお願いをしました。
入口は、しまってるけどね。
この神社の入口の開け閉めは誰がやってるのだろう?山頂ヒュッテのスタッフだろうか?
06:51

本宮の鳥居まで来ました。
相変わらずガスがすごいなぁ(T_T)

06:51

剣山本宮と山頂ヒュッテ到着。

山頂ヒュッテの窓が曇っていてよくは見えなかったけど沢山の人がいました。おそらく、宿泊客が朝食をとっていたのではないかなと思います。

06:54

宝蔵石と山頂ヒュッテの屋根。

ガスがガスが・・・・・雲海を見に来たのだけどね、、どうやら雲海の中にいるみたい。(T_T)
途中から分かってたけどちょっと残念。
06:54

一の森方面。
全く見えんぞ。幻想的ともいえるが、、、、
06:56

山頂方面。
全く見えん。
行き先を知らんかったらあまり、進みたくないものだ、、、、知ってるので問題なく進みます。


06:57

ライブカメラの前まできました。
やすらぎさん同様、毎朝チェックされてる方もいると思いますので、カメラの前でパフォーマンスをサービス。(^O^)
これだけのガスだと、残念に思うところですが、変な人が写ってると楽しいかもと思いながら、、、、(^v^)
06:59

いつものお気に入りの光景もこんな感じ。


06:59

山頂到着。
予定では、7:00登頂でしたので ベストな時間でありました。
三脚を立ててタイマー撮影。これ以外にも、ガスを良い事にいろんな恥ずかしいポーズで撮影をしましたが、アップできないので普通のをアップ。
07:06

ジロウギュウ方面

真っ白だ。これは行けない。
07:09

寒いので、ここでコーヒーでも飲もうかと思い。
湯を沸かす。おそらく温度は6度とかではないかと想像する。(温度計を装備していませんでした)

湯が沸いた所でコーヒーを入れようと準備をした所、コップが無い(T_T) くぅ、、、

仕方が無いので、なぜか入っていたカップラーメンを食しました。
平地で食べたらそれほどおいしいものでもない種類のカップラーメンだが、この状況では絶品料理である。!(^^)!
ラーメン食べながら、山頂にしばらくいましたが、ガスが引く気配もなく下山。

下山途中に。またもや鹿に遭遇。
じーっと見つめられました。

今回は、いろんな経験ができ 今後の山行の糧になったと思います。

今後の装備や、タイムスケジュールの調整、天候の読み方など貴重な経験値を増やす事が出来ました。なかなか、たった一人で真っ暗やみの中に山へ登ろうというヤツはいないだろう。根本的におかしいやすらぎさんでした。
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