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剣山(つるぎさん) <標高1955m>  2012/08/16

7月27日に、三嶺から高の瀬の縦走で、肋骨にヒビの入る怪我をし、しばらく登山を控えてきた。
痛みが和らぎ、日常生活に支障がない状態になってきた為、体の調子伺いの意味を込めて 剣山・一の森へ登る予定でした。しかし「剣山行くんだったら、夏休み中の子供たちを、一緒に連れてってくれるで?」だって(^_^;)
登山初めての子もいるので、一の森は中止として、ちびっこ登山教室 という事になってしまいました。(^_^;)
今後の登山を続けていくために、マナー・危険ポイント・安全ポイント・植物の説明をしながら、ゆっくりと登りました。
次世代の登山家を育成する為の第一歩を担う重要な役割を任された。ここで楽しいと思うか。もう嫌って思うかで、今後が変わってしまうのです(^_^;)
8:39

準備を整え出発

本日は、盆休み・夏休み・キレンゲショウマの見ごろという事もあり登山客が沢山いる。


8:40

登山口から普通に登ります。
大人でも、辛いと思う登山道。当然5歳児ならリフトを使ったりする場合が多いだろうが、
リフトは使いません。しっかりと歩いてもらいます。鬼教官みたいなやすらぎさんです(^_^;)
 8:43

剣山神社の宿泊所の横に流し台が置かれてあり
そこにたくさんのペットボトルがご自由にお持ちくださいと 準備されている。 冷たい山水が流し台に流れていて、水が補給できる。
今回は、しっかりと準備してきているため、これは利用せず、手を洗って 冷たさを体験しました。
子供たちは、きゃー冷たーい って騒いでた(^_^;)



8:52

子供たちは、しんどーい とか言いながらも
休むことなくどんどん登っていく。
 9:02

のんびり登っていると
大人数で登る方々に追い抜かれていく。

「何歳?」「 5歳」「え〜っ すごいなー」という会話がこのあと すれ違うたびに何度も繰り返されるのです。
最初は 良かったが 後の方になると 若干 めんどくさくなってきた(^_^;)

 9:12

切り株に乗って 写真撮影

私 ひとりでは、こんなのは撮ることも無かったが
子供たちは、普段見慣れないモノを見つけては
一喜一憂する。
 9:15

キノコを見つけて
キノコキノコってはしゃぐ(^_^;)

9:17

アザミもアザミという名前とトゲがある説明をしたが

結局 このアザミは「チクチクの花」と改名されてしまった(^_^;)

9:22

小休止

この石に座って休憩しました。
この石、とんでもなく冷たく
子供たちは 冷たーい 氷みたいとはしゃいでいました。
子供の後に座ってみましたが、本当に冷たくて
疲れた体に良く効きます
 9:29

今日は天気が良く 丸笹山がきれいに見えます。


9:30

大岩の所を登れば 山頂の雲海荘が見えてきます。


9:39

西島駅到着

丸太で作られた、変な置物に喜ぶ 子供たちでした。
 9:43

西島駅で休憩

リフト いいなぁ〜 帰りのろうよー とか言っていましたが そんなつもりは毛頭ない(^_^;)

子供たちに、年配の男性が、山の素晴らしさを語ってくれました。



西島駅からの景色
天気が良く いい気分です。


9:55

中腹から見る 木屋平方面。
徳島市や板野郡もかすかに見えました。


9:58

刀掛けの松に到着。
キレンゲショウマを見に行こうかどうか迷い、子供たちに提案をしたが
「しんどい 山頂に上がる方がいい」って断られた。残念(^_^;)
コクワガタのメスを発見した子供は珍しいのか、持って帰るというので、
ダメ 自然に返しなさいと話をして、逃がしてやりました。
10:08

すっかり猛毒のイメージのトリカブト

紫のきれいな花は、咲き始めです。


10:14

青空に白骨樹はきれいに見えます


10:21

山頂まで もうちょっと

子供たちを見た、周りの方たちは
リフトから歩いてきたんだろう と思っているかもしれないが、ちゃんと自分の足で下から登ってきた。
10:23

剣山本宮宝蔵石神社 到着。

本日は、神職の方がおられて、お祓いをしてくれている

帰りに、お祓いをしてもらおう
 10:26

山頂の木道には、登山客がいつも以上にいて
若干混雑気味。
10:28

山頂の三角点にも、沢山の人がいる。

隣の次郎笈も きれいに見えて、良い感じです。


10:29

山頂到着。

3人で記念撮影しようと思ったが、隣の山を見たり 三角点を見たり、笹原を見たり、ちょこちょこと 走り回って
記念撮影ができない(^_^;)
10:36

少し早い 昼食
疲れて おなかも減っていたのか 
食欲旺盛の子供たち。


10:57

宝蔵石

安徳天皇の宝剣が埋まっている伝説があります
山名の由来でもあります。
三種の神器の一つ
草薙の剣(旧名 天叢雲剣 あめのむらくものつるぎ)が 隠されている。
現天皇が即位時に継承されているものは、伝説が本当とすれば、イミテーションとなる。
本当にあるならば ロマンは広がるねぇ(^O^)/
別の伝説として、ソロモン王の秘宝が埋まっているという話もある。実際に怪しい所を掘り起こして探したそうだ。八十八か所の遍路ルートから剣山が見えないのは、ソロモンの秘宝の事を知っていた空海が、見えないよなルートにわざとしたという伝説もあります。
邪馬台国は、徳島だという話も色濃く残っており 謎多い徳島です(^_^;)


10:59

5歳の女の子も絶景を堪能している。


11:02

遠く 徳島市内がうっすらと見えた。
これは、めったにない事だ。雨男のやすらぎさんは、初めての事で 多少 興奮する(^_^;)


11:08

山頂の景色を堪能したあと 山頂ヒュッテに戻ってきた。
キレンゲショウマは見れないだろうと諦めていたが、山頂ヒュッテ下にも咲いていた(^O^)/
平地でみられる花ではないので 今年も見られて満足です。
11:18

もうそろそろ 下山するよって言うと
ちょっと まって〜 って名残惜しそうに 望遠鏡をのぞく。

剣山本宮宝蔵石神社で 御払いも忘れずにしてもらいました。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」の説明をしてもらった。
目鼻口耳身ココロの六根だそうだ。
それを清め払い 運気を上昇させようという事です。
剣山神社の祭りでは、山頂を御神輿担いで歩く。
その時にも「六根清浄」と掛け声を出す。
一度は担いでみたいものだ。
剣山信仰の人たちは、高齢で後継者が少なく困っているそうだ。


11:38

帰りは 大剣神社経由で帰ります。
本日の大剣神社は 開いていませんでしたが、景色は天気が良く きれいでした。
 11:56

西島駅横の売店が 営業していた。
久しぶりに営業しているのを見た。


12:06

剣山を振り返って パチリ

あそこに登って 降りてきたんやでー  って言うと
ええ〜っ! 高い!無理 登れん  やって。
イヤイヤ もう登ったし降りてきた(^_^;)


12:36

木々のトンネルを抜けて下山。
リフト下トンネルの所で 最期の休憩

13時前には、下山完了。
下山時は、だいぶ疲れていたようで、しんどーい という声がよくでた。
下山したら、ソフトクリームをみんなで食べようって言ったら、急に元気になって
タッタカ 降りて行った。(^_^;)
所々 「はよ ついてきーよ」って言われながら降りた。
モチベーションって大事ですね。痛感しました。

今回の山行で、剣山程度は 余裕で登れる事がわかったので
今度は、もっと険しい山を 計画しよう。
子供は元気で、回復が早い(^_^;)

また来たい という言葉をもらったが、それぞれのお父さんお母さんに聞いてねって事にした。
このまま、山を好きになってもらい 将来のアルピニストにでもなれば やすらぎさんも 鼻高々だ(^_^;)

  
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