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津志嶽(つしだけ) <標高1493.5m>  2012/06/13

激闘!津志嶽リベンジ!!
この山は、へろへろになるほど疲労した山だ。やすらぎさんの限界がここの山程度なのか!?それとも、それとも、、、
この山に再チャレンジしなければ、次のステージに進めない気がしていました。この山は、行くとへろへろになっちゃうなぁ、嫌だなぁ(T_T)という思いから、逃げてきた山だ。飛躍的に体力アップが期待できる年齢でもないので、ここまでかなぁ、なんて勝手に思っていましたが、そのネガティブシンキングを払しょくすべく、先月、再チャレンジ!。しかし、雨男の力を存分に発揮し、雷と豪雨の洗礼を受け跳ね返される(^_^;)。やっぱりこの山、簡単にはいかないわ(^_^;)という具合に、やる気7割くらいになっていました。気持ちが冷めてしまわないうちにと思い、本日のチャレンジだ!


8:27

いつものように阿弥陀堂に駐車しようと、行ってみたが、6月17日の「あじさい祭」の準備で阿弥陀堂の広場はテントがいっぱい立っていた。これは、駐車できない。かといって、登山口の広くなっている所は、回転場所で駐車禁止となっている。最低限のマナーは守らないといけないので、予定していなかった登山口の「津子嶽神社」から登る事にしました。この神社、”津志”じゃなく”津子”だ。なんでだろうね。
この登山口からは、登った事が無く、どこに出るのかもわからない。しかし、沢山の先人達がここから登っている。
今は、上の登山口が正規の登山口となっているようで、めっきり減ったらしいと聞いています。
8:27

さて、登ろうとしたら、こんな看板が!
登山口に登山口は1.3km先ですよーという案内看板

これは、暗にここから登っちゃダメよという事か?

う〜ん、でも登っちゃダメって書いてないのでまぁいいか
という事で 出発だ。


8:29

津志嶽までの看板は、発見したものの、踏み跡も無く 草木がいっぱいだ。
これはちょっと、、、、と思いながらも、ここはやはり科学の発達した現代!
スマートフォンをさっと取り出し、あの有名な「YASURAGI本舗」というサイトにアクセス。
LINKの中にある”やましん探検隊”のサイトを表示し、内容を読んでみる。
初めは沢の右岸を進むが、すぐに鉄の橋があり左岸に渡るとある。
これを参考に進んでみる。


8:30

初めは沢の右岸・・・・すぐに鉄の橋・・・・左岸
サイトにあるとおりに進む。


8:30

それにしても、良い沢だ。
光の入り具合。コケやシダの感じ。大岩の雄大さ。そこをサーっと流れる清水。
マイナスイオンもたっぷりだろう。ココロのYASURAGIを感じられます。
まさにこのサイトのコンセプト通りだ!
8:32

ある程度進むと踏み跡もあり、迷うことなく進みます。
しかし、ここの登山道は、以前のメインルートだったと聞きますが、登る人が少なくマイナールートになりつつあるようだ。

8:36

ふと足元を見ると、沢ガニが!
はじめは、大きい蜘蛛かと思って、ちょっとビックリしたよ(^_^;)


8:41

上を見ると、変わった形の花が。何だろうこの花。
8:43

古い看板。
桑野神社まで0.5分ってそんなアホなぁ!ってそのとき思ったが。よくよく考えたら、全体の行程の10分の1が1分だから、その半分って事を意味してるのだろうか?
8:44

木の古い橋があるが、崩れている。
残っている方も体重をかけるとグラグラする。
これは、渡れないので、ジャーンプ!


8:46
新緑がキレイです。
8:52

いつものモノレールの道に合流。ほっとする(^_^;)

振り返ってみて見るとこんな道だ。
普通は、道と思わない様子だ。(^_^;)

どう見ても人が通らないような所歩いてきたぜぇ〜
ワイルドだろぉ〜(スギちゃん風)(^_^;)
8:52

いつもの水車。
本日も元気に回っています。
 8:53

いつもの道に出てほっとしながら、先を急ぎます。
本日は、晴天ですがすがしい。
昨日の雨で、足元が湿っているのが少し気になるが問題なしだ。



9:08

石鉄山神社及び石鉄寺に到着。
静まり返っているのですが、ときどき、ボコッボコッって 手水のカメなどから水が湧いている。
天空の雫も、5月に来た時は空だったが、本日は、なみなみと水をためている。


9:09

石鉄神社からの眺め。
神社の祭りなどの時は、この風景を眺めながら一杯やるにちがいない。
ひとつご相伴にあづかりたいものだ!(^^)!
9:11

ここからは、スギ林帯で、急登となります。
なんだかんだと言って、ここが一番疲れるポイント

この石垣は、この上に家があったのか?
9:17

木の橋に到着。

この橋は、よく見ると、足場に継ぎ目がなく一本のスギをそのまま使っているようです。
立派なスギを使っているようだ

 9:29

こんな感じの登山道を登っていく。
10:03

変化の乏しい スギ林を最期まで登りきり尾根に上がる。
立派な看板が立っている。
以前は、後ろに見えている白い看板だけだったのだが、、

ここまで登って、それほど、疲れはたまっていない。
良い感じだ。


10:03

尾根道を少し進むと 津子嶽神社の鳥居がある。
その鳥居をくぐり先へ進みます。


10:12
分かりやすい尾根道をどんどん進んでいくと津子嶽神社に到着。



10:13

こんな感じの神社だ。
この裏側に 神様を祀る祠があるのだ。
10:13

お夏たぬき霊
津子嶽神社の傍らにある。

このタヌキさんには、ほんまかいっ!っていう武勇伝が残っている。

デンデンデンデン(略) 狸さんいつものやったげて
聞きたいか俺の武勇伝!

武勇伝っ!武勇伝っ! 武勇伝デンデンデデンデン♪
Let's GO!!

昔、津子嶽神社の使い番で、津志嶽お夏というメス狸がいて、人助けをしていたとか。日清戦争や日露戦争にも行って戦ったそうです。

カッキーン すごいよ タヌキさん タヌキさん すごすぎるよ〜
 (オリエンタルラジオ風)
10:13

シャクナゲの看板

全国でも比類のない群生地 と書かれてある。

他の群生地を見た事がないけど、
自然に群生している場所で、どこを見てもシャクナゲという状態は、すごい。一見の価値は十分にあるが、本日はシーズンを過ぎていた。(^_^;)
10:13

木の根、岩がある所
2m位の段差があり、ロープを伝って上がっていく。


10:26

新緑の尾根をアップダウンしながら進むと、苔むした岩がゴロゴロとしている場所に出てくる。
非常に美しい場所だ。
   10:35

分岐点

石楠花の里方面へ進む
石楠花って シャクナゲと読むが、普段使わない書き方なので
新鮮だ。

帰りに、この分岐点を見逃して、まっすぐ行ってしまうと大変な事に。気をつけなければいけないポイントだ。、、
   10:38

鉄塔に到着。

ずーっと 木々の下を歩いてきたので、
木のない所に出たら、非常に明るく感じられます。
  

10:44

鎖のある所

分かりずらいが、この細い登山道の左側は、深い谷になっており、落ちたら1000%死んでしまいます。
歩くのに十分な広さの道ではありますが、谷をみると足がすくみます。(T_T)
   10:45

こんな感じの張り紙が 沢山ありました。

このシャクナゲの群生地は確かに保存の価値が十分にあると感じます。
   10:49

沢を2つほど 越えていきます。
橋があるわけではないので、石の上を行きます。
   10:52

シャクナゲ園に到着。

出発して2時間20分。
シャクナゲを見たい方、ぜひ2時間20分間 山の急な山道を歩いて来てみてください(^_^;)

ここは、登山家でないと来れない場所ですねぇ
   10:52

これみんなシャクナゲの樹ですが、花のシーズンは終わっているため 花を見る事は出来ない。
残念(^_^;)

  

10:57

岩から、水が染み出している。
この水は、沢になり、小川になり、川になり、河になり 大河になり 海へ注ぎ込まれる。
水の、長旅に出るその始まりを見ていると思うと、感慨深いものがあります。
   11:08

シャクナゲがたくさんある登山道をどんどん進みます。



11:16

阿南幹線6号ヘリポートに到着。
木々がうっそうと生えており(右写真)、とてもヘリポートには見えない。(^_^;)

 
  

11:16

トトロの道のような、樹のトンネルをくぐって進みます。
  

11:21

木の隙間から 隣の山がきれいに見える。
  

11:28

ギンリョウソウ 発見。
沢山咲いていました。

ギンリョウソウは、不思議な見た目ですよね。
宇宙人っぽくもあるし、 ムーミンに出てくるニュロニョロにも見える(^_^;)
  

11:29

名物の 巨樹に到着。
写真からは、分かりずらいかもしれませんが、相当大きいんです。
これを見られただけでも、満足感がある。
  

11:34

倒木があり、視界が広がっている。下界の街も うっすらと見えます。
   11:35

木の根っこが広がる 崖を這うように登ります。
ここにこそロープが欲しいが、ロープは無い(^_^;)

   11:39

倒木が登山道をふさいでいる。
この倒木を乗り越えていきます。
   11:42

最期の尾根道を進みます。
 

11:43

山頂到着。
山頂まで写真を撮りながらですが、3時間かかりました。初めて登った時は2時間で登った。
登山で1時間縮めるって、とんでもない事です。
要するに、昔は、経験値が低かったため、ペースをつかめずにノンストップで登っていたという事だ。
数をこなし、経験を積むことで自分のペースを確立したようだ。

これで、ネガティブシンキングも晴れて、次のステージへ 。読図を行い、登山道に頼らない登りにチャレンジだ!(^^)!
GPSあるんだからいいじゃんって言う人もいるかもしれませんが、それは違うんです。
カモシカクラブの鶴木さんも言ってますが、地形図とコンパスを駆使した登山こそが面白いらしいです。
ぜひ、その境地に到達したいものだ。いまだに素人のやすらぎさんですが、ワンステップ上を目指します。
 

11:46
山頂は、木が茂り、以前黒笠山が見えていた方も見えません。
反対側の、幹がひっついているのか?途中で分かれているのか?変わった様相の巨樹が相変わらず、目を引きます。

トトロのトンネルを通り抜けて、トトロに会えるわけでもなく、素晴らしい展望に恵まれているわけでもなく
この季節には、つきもののハチが沢山いた事と、小動物のフンに大量のハエがたかっている場面が山頂で待っていた。(T_T)
これが、やすらぎさんの現状だという事です(^_^;)

それでも、経験値を粛々とためているやすらぎさんでした。

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